ハムスターの歯が伸びすぎ!カットするのは危険?4つの正しい対処法!木製の巣箱を使用するなど

可愛らしい動作で多くの愛好者がいるハムスターですが、水に弱くお風呂にもなかなか入られないこともあります。

そんなハムスターも生きていると歯が伸びてきますが、実はハムスターの歯は勝手に切っては ならない事実が分かりました。

そこで今回はハムスターの歯についてご紹介します。

どうぞ最後までお読みください。

ハムスターの歯をカットするのは危険?!

Woman with cute little hamster outdoors, closeup. 出典:123rf

ハムスターは小さい体でケージの中を活発に動く行動をしますが、ハムスターも知らずのうちに歯が伸びてきます。

そんな時に気になるのがハムスターの歯を自分で切ってもいいのかということではないでしょうか。

結論から言うとハムスターの歯は切ってはいけません。

切ってはいけない理由には以下の3つがあります。

切った後の誤飲

ハムスターの歯を切ってはいけない理由の 一つとして、最初にご紹介するのは歯を切った後ハムスターが誤って飲んでしまうことです。

切りたての歯は鋭く尖っておりハムスターの口の中や喉を傷つけてしまう恐れがあります。

また、誤って飲んでしまうとハムスターの体の中で悪影響を及ぼす可能性もありますので 、ハムスターの歯は切らないようにしましょう。

舌や歯茎に傷がつく

Hamster inside his cage sitting in the bowl of food. 出典:123rf

歯を切る行為はハムスターにとってデメリットしかありません。

先程もご紹介したように切りたての歯は場所によっては尖っています。

それらを口に含んでしまうとしたや歯茎や場合によっては神経に傷がついてしまうこともあります。

また、ハムスターの体は小さいため傷ついてしまうと治療も大変なので、こういったことから最初から歯を切らないようにしましょう。

ストレス

ハムスターの歯を切ってはいけない理由の3つ目はストレスです。

人間でも歯医者に行くのが嫌になりストレスを抱える人もいますが、ハムスターも同様です。

また、ハムスターにとって歯を切る行為は最上級のストレスになりますのでハムスターの歯を切るのはやめましょう。

病気の場合も!獣医に相談しよう

小さくて可愛いハムスターも生き物である以上体調が悪くなる時もあります。

そういったときには迷わずに獣医に相談をしましょう。

ハムスターによっては「過長歯」の可能性もあります。

過長歯とは歯が過剰に伸びてしまう病気です。

見た目を気にして獣医の診察を受けずに、自分で歯を切ってしまう飼い主もいますが、くれぐれもやめておきましょう。

過長歯の進行具合や対策方法も獣医師は教えてくれるので、獣医師の適切な指示のもと適切に対処するようにしましょう。

4つの正しい対処法!

それでは、ハムスターの歯が伸びた時にはどういう対処方が好ましいのでしょうか。

以下の4つにまとめてみました

  • かじり木を入れて噛ませる
  • 木製の巣箱を使用する
  • 水槽型の飼育ケースを使用する
  • 固めのエサを積極的にあげる

これらの対処法を見ると、どれも歯をカットするということは入っていません。

伸びた歯をそのまま活かすという意味で嚙んでも安心な木箱を使用する。

また、固めの餌を積極的に与えるなど歯を活かしながら様子を見ることが、結果的にハムスターの歯にとっても最も良いことと言えます。

リチャードソンジリスも同じ齧歯類です。

リチャードソンジリスの切歯(門歯)は伸び続けますが、臼歯は伸びません。切歯のエナメル質は黄色~橙色に着色しています。今回心配したのは、歯が生えてくるかどうか?歯が抜けたように見えましたが、切歯の歯根はかなり長いらしいのでめったなことでは歯根から抜けてしまうことはなさそうです。歯が抜けたというより、歯が折れたということなので、大抵は心配することはなく2週間ほど様子を見てもいいかと思います。2週間たっても伸びてこなければ、他に原因があると思われるので動物病院で診察をしてもらいましょう。

引用:リチャードソンジリスの前歯が折れた!噛む牧草やペット用品!

同じように切歯が伸びます。

まとめ
Cute dwarf hamster it is out the cage eats a grain – Roborovski Hamster. 出典:123rf
  • ハムスターの歯は切らない
  • 獣医師に相談する
  • 木を使った巣箱や固めの餌をあげる

今回はハムスターの歯について、カットする事の危険性や対策方法についてご紹介しました。

可愛いハムスターの健康を維持するためにも、見た目を気にして勝手な判断で歯を切らない様に注意しましょう。