ハムスターも生き物である以上、様々な病気にかかることがあります。
その中で下痢も比較的多い病気ですので、ハムスターの下痢について不安になっている方もいると思います。
そこで今回は「ハムスターの下痢は危険なサイン!治し方や自宅での対処法は?」と題して、ハムスターと下痢の関係についてご紹介します。
どうぞ最後までお読みください。
下痢のサインを見逃すな!
最初に下痢のサインについて紹介します。
人間と違って動物は自ら痛いとは言えません。
ですので、飼い主が痛みを見極める事がポイントになります。
また、ハムスターは病気を隠す習性があるので、ケージの中をチェックすることも大事です。
毎日ケージの中をチェックするだけではなく、ハムスターのしっぽやお尻回りが汚れていないかもチェックしましょう。
ハムスターの通常の便は米粒大程度の固まった便なので、いつもと違う汚れ方をしていると下痢をしている可能性もあります。
いずれにしても、いつもと違う様子が見られたときは下痢を疑ってみましょう。
下痢の原因は?
ハムスターが下痢をする主な原因としては、以下の3つがあります。
・ストレス
・感染症
・不衛生な餌
ストレスは人間にとっても体調不良の原因になりますし、特に小さいハムスターは何らかの要素で感染症になってしまう事もあります。
また、食べ残したままケージに放置されている餌も下痢を引き起こす原因になります。
下痢が関係している病気としては感染症が多いですが、下痢が長く続く様だと腸内環境が悪くなっている事も考えられます。
自宅でできることは?
ハムスターにとって下痢は命にかかわる事態です。
下痢をしていれば、すぐに病院に連れていきましょう。
ただ、体力の低下や脱水症状を防ぐ上でも応急処置をしてあげることも大切です。
自宅でできることとしては、ケージや部屋の温度を上げることです。
温度が低いと身体が冷えて下痢を悪化させる原因になりますので、ペット用ヒーターや湯たんぽを使って部屋を快適にしましょう。
また、複数のハムスターを飼っている場合には下痢をしたハムスターを隔離しましょう。
感染する下痢ではなくても、下痢をしたハムスターをしっかり観察する意味でも隔離は欠かせません。
もちろん、下痢をしたハムスターに触れたら手をしっかり洗う事も忘れずに。
それ以外では、適度な水分補給やストレスを掛けない様にするなど、ハムスターが快適に過ごせる様に心掛けましょう。
また、水分補給には体を冷やさないように、常温の水やスポーツドリンクを薄めたものなどを与え、自分から飲もうとしない場合はスポイトなどで飲ませてあげましょう。
動物病院へ行くときのポイント
最後に動物病院へ行くときのポイントについて紹介します。
ハムスターの下痢を見つけた場合には、素早く動物病院へ連れていきましょう。
ハムスターの下痢を放置しておくと命にかかわるので、ハムスターを冷やしたり暑すぎたりさせない様に上手に体温調節しましょう。
動物病院に行くときには、可能な限り新しい便をラップに包んでおきます。
これは、獣医さんに便を見てハムスターの状態を診断してもらうためです。
また、獣医さんにハムスターの症状を伝える時は、次のことをポイントにして下さい。
・いつから下痢をしたのか
・日頃の食生活や飼い始めた時期
・最後にケージを掃除をした日にち
日頃のハムスターとの生活をまとめておくとスムーズです。
まとめ
・いつもと違う便は下痢の可能性がある
・ストレスや感染症などで下痢になる
・保温や環境整備もポイント
・下痢をしたら早急に動物病院へ連れていく
今回は「ハムスターの下痢は危険なサイン!治し方や自宅での対処法は?」と題して、ハムスターと下痢の関係についてご紹介しました。
ハムスターにとって下痢は命にかかわる緊急事態なので、日頃から注意しておくと安心です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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