ちょこちょこと動き回る姿が可愛らしいハムスター。
小動物ですが人間と同様にケガをし、中には骨折してしまうハムスターもいます。
ハムスターの骨折は自然に治るのかや治療費、予防法や応急処置が気になりますね。
そこで今回は「ハムスターの骨折は自然治癒するの?治療費はどのくらい?予防法も紹介!」をテーマにお届けします。
どうぞ最後までお付き合いください。
ハムスターの骨折は自然治癒するの?
(https://amba.to/2V9vPec)
最初に自然治癒についてご紹介します。
結論からいうと、ハムスターの骨折は自然治癒を待ってはいけません。
骨折に限らず獣医に見てもらうのが無難です。
ただ、獣医の判断によっては自然治癒を進められる可能性もゼロではありません。
その時にはそのまま治るのを待つことになりますが、自然治癒を選択するとハムスターの手足は曲がったままになってしまいます。
さらには、患部の状態が悪化する可能性もありますし、痛みのあまりハムスター自身が患部を食べてしまうこともあります。
このため、骨折の疑いがある場合は獣医の診断を受けましょう。
骨折の治療費はどのくらい?
続いては治療費についてご紹介します。
骨折の程度にもよりますが、獣医に診てもらう時には「1,000円~2,000円程度」の診療費が掛かります。
また、その他の費用は次を目安として下さい。
レントゲン検査:3,000円~5,000円程度
薬代:1,000円~2,000円程度
ギプス代:2,000円~5,000円程度
手術代も状況によって変わりますので、獣医さんに確認しましょう。
骨折の予防法
(https://bit.ly/2VOJSmB)
続いては骨折の予防法をご紹介します。
最初に行ないたいのがケージの変更です。
骨折のことを考えると、金網タイプのケージを使っていたら他の物に切り替えた方が安心です。
金網タイプのケージでうんていをして落ちてしまい、金網に体をぶつけて骨折する可能性があります。
また、次の点にも注意することで骨折が防げます。
・ケージの中に階段を置かない
・オモチャやパーツを置かない
・回し車の種類や場所を変えてみる
・床材のクッション性を高める
危険になりそうな物は、なるべく置かないほうが良いでしょう。
骨折した時の応急処置
最後に骨折した時の応急処置についてご紹介します。
ハムスターも人間と同じく骨折すると患部が腫れます。
万が一ハムスターに腫れを確認したら、患部を無理に冷やしたり無理に固定しないようにして下さい。
安静にさせる事がポイントです。
骨折してしまったハムスターは、ギーギーと鳴いたり興奮状態になっています。
ケージのまま病院へ連れて行くのがハムスターにとっては一番良いですが、そうもいかない時もあると思います。
そんな時は、走ることのできない小さめの入れ物に、ケージに入っている床材や入るなら巣箱を入れます。
ハムスターは匂いで安心するので、簡易的なケージを再現してあげて下さい。
また、骨折すると次の様な症状が見られます。
・不自然な歩き方をしている
・後ろ足を引きずっている
・足に腫れが見られる
・体が不自然な角度に曲がっている
・足取りがおぼつかない
・骨が飛び出している
日頃の雰囲気と違う感じを受けたら、早急に獣医さんの診察を受けましょう。
まとめ
・自然治癒に任せず獣医の診断を受ける
・状態によって治療費が変わる
・ケージの種類や床材など環境を変える事も予防方法
・骨折の疑いがあるようなら速やかに獣医の診察を受ける
今回は「ハムスターの骨折は自然治癒するの?治療費はどのくらい?予防法も紹介!」と題して、ハムスターの骨折は自然に治るのかや治療費、予防法や応急処置についてご紹介しました。
今回の記事を参考にして、ハムスターを骨折から守ってあげて下さい。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
こちらもどうぞ↓
ハムスターの骨折は発見が難しい!見分け方のポイントは?