ハムスターの人気のケージは「ルーミィ」です。寝床は、ハムスターが安心する場所として選びたいですよね。しかし、そのルーミィをかじってしまうハムスターもいたりします。どうぞ最後までお付き合いください。
なぜルーミィをかじるの?

ハムスターがケージを噛むのには理由がありますが、多くは「外へでたい」という理由だと考えられています。元々縄張り意識が強いハムスターは、ケージの外に出ると縄張り範囲として認識し、自分の領域が大丈夫かどうか確認したくなるのです。
🐹「出ちてーーー‼️」
— ハムハムハムスター公式アカウント (@humhummuhmuh) October 21, 2020
(このあと部屋んぽしました)#ハムスター #えのき #ハムスターのいる生活 #ハムスター好きと繋がりたい pic.twitter.com/zXHDwQK626
パトロールをしなくてはと、外に出たい一心でケージを噛むのですね。その他、環境因子によるストレスや、構ってほしい甘えたさ、空腹時など要因はさまざまです。
歯に悪影響はないの?

全く悪影響がないというわけではありません。やはり歯が折れて不正咬合になったり、口腔内が傷つくこともあります。また、ストレスMAXになりストレスによる死もありえます。噛む仕草が増えてきたときの対処法はいくつかあります。かじり木やペレットなどをケージ内に入れてみるのも1つの手段かもしれません。散歩させて気分転換をするのも良いでしょう。空腹の場合はおやつを与えてあげるのも良いでしょう。また、寝床の環境をかえて、ケージを大きくしたり、床材を変えることでストレスが軽減することもあります。人間と同じようにストレスから解放されることで、噛む仕草が減るかもしれませんね。
ルーミィの評判は?
では、ルーミィ自体の評判はどうなのでしょうか?いくつか見てみたいと思います。まずは、気を付けたい点として、ルーミィを結合させる部分を噛むことでの流血問題でしょうか。
きなこがルーミィでうんていしてしまうので高さ39cmの衣装ケースでケージを自作。ついでにホイールも21cmに変えました🙌
— きな( ˙ꈊ˙ )おは (@kinakochan0127) March 29, 2019
何度もケージ変えるの良くないと思うけど、怪我するよりは😭
1枚目の写真は網部分にクリアファイルを付けたのに器用にかじられてしまった写真です😭#ハムスター#キンクマ pic.twitter.com/DqxrVwfkbM
次に、一般的なケージよりも高価であるのはデメリットになるでしょうか。広いケージなので、値段に見合った作りではありますが、床材などの消費量も多いと思われます。
現在、ほぼルーミィのケージに。#ハムスター#九州❤️ pic.twitter.com/vZnR3sFV5K
— 豆の助 🐹 (@FUKUOKATERU123) October 17, 2020
次に良い点を見ていきます。やはり、広いだけのことはあるようで、ケージ内でもしっかり運動できるスペースの確保ができそうです。さらにルーミィ60だと、つなぎ目が少し高い位置にあるため噛めない構造にもなっているようですね。
ゴルハム2匹、ジャンハム1匹飼育しています。興味本位というのもありますが、わが家の運動量豊富なジャンハムには広いお家で快適に暮らしてほしいと思ったので、新商品のルーミィ60を購入。
ルーミィ→ルーミィ60へ引越しさせました。
まずAmazonから届いた『ルーミィの倍はあろうかという』箱の大きさにビックリ!正直焦りました。見た感じか~なり大きいです。ふた周りくらい大きいでしょうか。
サイレントホイール25が設置できてしまう程の高さもあり、これならゴールデンでも脱走の心配がなく、広々したお部屋でストレスなく、安心して飼えますね。
正直、ルーミィよりも幅、奥行きがありジャンハムでは広すぎる(もったいない)くらいです
早速ホイール17→21に変更(25にも対応しています)。併せて専用のワイヤーホイールジョイントも別途購入(868円)しました。
しかし、ルーミィ特有のガタガタ振動音は改善されておらず。
音が耳障りでしたので、後に21ホイール専用の台座に戻したところ、振動音の問題は見事クリアできました床材を多めに敷いてホイールを設置すれば音は気になりません。
さて、これからゴールデンハムスターの飼育をお考えの方へ
コストは倍かかってしまいます。付属品は一切ありません。
しかし、高さ、広さありのルーミィ60ならば、ハムちゃんを脱走による不慮の事故から守り、快適にお世話できること間違いありません♪購入して本当に良かったです
(https://amzn.to/2YNb6yG)ルーミィからルーミィ60に買い替えたのですが、以前のルーミィは上と下の継ぎ目がちょうどゴールデンハムスターには噛みやすい高さと形状?だったのか噛みまくっていました。ルーミィ60だと少し位置が高いのと噛めない形状になったようで、一切噛んでない状態です。
そして、よく前面の小窓や両端のロックが固いと書いてあるようですが、僕の場合シリコンスプレーをティッシュなどに吹き付けてこすれる部分を拭いてあげると簡単にスムーズに動きました。シリコンスプレーはプラスチックを保護したり滑りを良くしたりするスプレーでどこのホームセンターでも売ってます。
ゴールデンハムスターに良いケージだと思います。
(https://amzn.to/2T7A3zM)
噛んでしまうハムスターには代替の噛んでもよいものを与えてあげると、口腔の保清にもつながり良いでしょう。
どんな種類があるの?
・SANKO ルーミィ ベーシック(47×32×27.5cm)
透明の本体なので、中が見えやすいです。大きな扉があるので、お世話もしやすいケージです。組立てや分離自体もカンタンにできます。別売りの専用セパレートパネル空間が左右に分けられるため、縄張り意識が強いハムスターにとってはストレスを軽減できます。さらに、ハムスターパイプなどのオプションを使用すると、色々な拡張ができ、ハムスターの運動環境アップも期待できます。
・ルーミィ 60 ベーシック
ルーミィ(ベーシック)より、倍の値段がかかりますが、横幅約60cmサイズと広々としています。本体は透明で、中が見えやすいのはルーミィ(ベーシック)と変わりありません。天井のパイプが10mmあるので、よじ登ることができたら抜け出すリスクは少なからずあります。ハムスターにとっては天井が高いので落下のリスクがありますが、横幅の広さで十分運動は可能です。
・ルーミィ ブルー
本体上部は透明、下部はブルーがかった透明の本体です。本体のほかにも、サイレントホイール(径15cm)、給水ボトル、透明食器が付属でついています。回転音が少ない「サイレントホイール」もブルーなので、ハムスターが遊ぶとブルーも回転しかわいいです。穴に潜り込むようなステージもついていて、まっさらな寝床ではなく、運動重視のケージになっています。
・ルーミィ ピンク
本体上部は透明、下部はピンクがかった透明の本体です。ルーミィブルーと同じで、色がピンクなのがルーミィピンクです。組み立ては、ルーミィブルーも同様に簡単にできます。
まとめ

- ケージを噛むのは、ストレス・空腹・甘えなど原因がある。
- ストレス回避には代替の噛むグッズを与えたり、散歩や寝床の環境設定を行ってあげるとよい。
- ルーミィ60は広く運動スペースが確保できる分、高価である。
- ルーミィベーシックはケージのみで、ルーミィブルーやピンクは付属品がついている。
私たちも家を決めるときには、それぞれのこだわりがありますよね。同じようにハムスターにもこだわりがそれぞれあります。なるべくストレスなく過ごしてもらえるように、色々な種類のケージとストレス回避策を講じて、安全・安心に過ごしてもらいたいものですね。