家庭菜園でも人気の豆苗(とうみょう)は、実は、エンドウ豆の若菜のことです。
それは安価で栄養価も高そうなのですが、ハムスターにとっては与えてよいものなのでしょうか?
どうぞ最後までお付き合いください。
ハムスターへの豆苗の与え方
市販で購入したあと水耕栽培すると、また生えてくるので、家庭菜園の1つにもなりますよね。
農薬を使っていないこともあり、生で与えても問題はありません。
だいじょうぶです。
むしろ、茹でると水分が多くなってしまいます。
柔らかく食べやすい野菜なので、生で与えたほうが良いかもしれません。
ザラメ豆苗を食す🌱🐹#ハムスター #ザラメ #ハムスターのいる生活 #ハムスター好きと繋がりたい #豆苗 pic.twitter.com/D46Q40kPbU
— ハムハムハムスター公式アカウント (@humhummuhmuh) September 23, 2020
豆苗をポリポリ食べる姿はかわいいですよね。
豆苗とは?
さて、ここで豆苗(英語ではpea-sprouts)について紹介します。
そもそも豆苗とは、マメ科のエンドウ豆の若芽のことを言います。
そのえんどう豆の若い芽を摘んで「豆苗」として食べ始めたのは中国のようです。
当時は、一部の高貴な人や特別な行事でしか口にできない稀少野菜だったそうですよ。
今では安価で日本の食卓にも良くあがる緑黄色野菜の1つになりましたね。
天候に左右されない野菜の1つであり、リーズナブルな野菜でもあることから家庭の食卓に浸透しているようです。
ここ数年は、栄養価の高さや使い勝手のよさ、再収穫の楽しさなども注目されています。
豆苗は栄養豊富
豆苗は大変栄養価が高いです。
大人の女性が1食で摂るべきビタミンKを十分に摂取できます。
また、ビタミンA、葉酸、ビタミンCの7割以上を摂取することができるのも豆苗パワーの1つです。
ビタミンKは骨の形成を助けるビタミンで、骨がもろくなりがちな更年期の女性に特に大切な栄養素です。
ビタミンAやビタミンCは老化の原因といわれる活性酸素を除去する作用があります。
葉酸は、赤血球の形成を促し、妊娠中や授乳中は特に意識して摂りたい栄養素です。
豆苗は、細い長いながらもハイパフォーマンスな緑黄色野菜です。
豆苗を再生栽培するときのポイント
余談ではありますが、豆苗を再生栽培するときのポイントとして次のことがあげられます。
初回の栽培時は、豆から2cmほど上を残してカット。
器にのせ、豆にかからない程の水を入れ、朝晩1日2回水を入れ替える。
7〜10日前後で再収穫が可能です。
簡単ですが、水の入れ替えなど小まめにやることですくすく育ってくれます。
豆苗を与えるときの注意点
どのような野菜であっても、与え過ぎるとその水分から下痢をする危険性は常にあります。
毎日与えず、1日1〜2本程度にとどめておくのが良いでしょう。
他の野菜と上手に混ぜて、バランスよく食べさせることが大切です。
豆類の多くには、レクチンという毒素が含まれています。
神経質になるほどではありませんが、豆苗にも含まれています。
極端に多く与えることはやめましょう。
また、再生栽培を行っている場合、少量でもカビてしまうとハムスターにとっては大きなダメージです。
水を毎日変えてあげることも大切です。
まとめ
- 豆苗は、生で与えても問題ない
- 豆苗は、エンドウ豆の若芽のこと
- 豆苗は、高栄養価である
- 豆苗の管理に十分注意し、与えすぎないようにペレットや他の野菜と併用して与える
まだ与えたことがない方は、料理に豆苗を使うときにでも、愛しのハムスターにも与えてみてください。
ハムスターが豆苗を食べてる姿はかわいらしいですよ!