トウモロコシを若取りしたものをヤングコーンと言いますが、カリカリとした食感があって、甘くておいしいですよね。英語ではyoung-cornです。よく缶詰にして販売されているのをスーパーで見かけます。
ハムスターがその手に持つと、チョコンとしていてかわいいですよね!!
どうぞ最後までお付き合いください。
ハムスターへのヤングコーンの与え方は?

トウモロコシの実が大きくなる前に若採りしたものを「ヤングコーンやベビーコーン」と呼んでいます。
1本の株から2本のスイートコーンを収穫するのですが、3本以上実がなったりします。
その3本目以降は先の2本を太らせるため摘果します。
そうして摘果されたものがヤングコーンとして出回ります。
さて、ハムスターはそのヤングコーンを食べることができるのでしょうか?
結論からいうとOKです。
ハムスターはトウモロコシが好きなので、ヤングコーンも好んで食べます。
しっかり加熱して、水分をよく切ってから与えたください。
ヤングコーンは嗜好性が高いので、与えすぎには気をつけましょう。
また、主食に混ぜたりするのもオススメですよ。
ヤングコーンを与えるときの注意点
ヤングコーンをあたえるときにはどんな注意点が必要でしょうか?
生のヤングコーンにはシュウ酸が含まれていますが、茹でることで無害化されます。
ヤングコーンは与える前に湯がくと良いでしょう!
湯がくときは、塩ゆでをしないようにしましょう。
塩分が入ると、ハムスターにとっては害になります。
ヤングコーンの栄養素

ヤングコーンの旬は5~6月頃です。
ヤングコーンはトウモロコシから見れば、栄養的にも未成熟ではあります。
そのため、トウモロコシよりも糖分が少ないのが特徴です。
また、デンプン質など、ヤングコーンは炭水化物を多く含む高エネルギー食材です。
ですので、主食と混ぜると栄養素的には効果がありますよね。
さらに、ビタミンB1やB2はエネルギーの代謝に大きく関わる栄養素なのでエネルギーの補給に繋がります。
そして、リノール酸やビタミンEは、血管の柔軟性を高め動脈硬化の防止にも効果があります。
カリウムは腎機能を高め、老廃物や余分なナトリウムを体外に排出します。
栄養素はばっちりな、ヤングコーンですね。
ハムスター用ヤングコーン
では、ハムスター用のヤングコーン商品を紹介します。
・国産 ヤングコーン 15g 小動物のおやつ 国産 無添加 無着色
ヤングコーンには食物繊維が豊富に含まれています。
取れたてのヤングコーンを新鮮なうちに低温でじっくり自家乾燥させたものです。
国産のものなので、安心ですよね。
・マルカン 大地の恵み!やわらかプチコーン60g
芯までしっかり食べられるこの商品。
便臭を緩和する穀物発酵エキスを配合しています。
ポリポリと食べやすいのが特徴です。
まとめ

- ヤングコーンは、トウモロコシの若摘みした野菜のこと
- ハムスターにはヤングコーンを与えてもOK
- ヤングコーンは茹でてから与えるのがベスト、塩ゆではNG
- ヤングコーンの与えすぎには注意する
- 糖分やでんぷん質など、ヤングコーンは炭水化物を多く含む高エネルギー食材
- ハムスター用のヤングコーンもある
ハムスターにとっては、ヤングコーンはポリポリと食べられエネルギー源になるので大好きな個体も多いですよね。
食べている姿も口いっぱいに入れてかわいいですよ!!
とうもろこしの若摘みではありますが、栄養素もしっかりしています。
主食のペレットに混ぜたりおやつとして与えるのもよいですよ。