濃厚な甘みと香りを楽しめる南国のフルーツ「マンゴー」。英語ではmangoと書き、ウルシ科の果樹で、原産地はインドやインドシナ半島です。
旬は4月中旬~7月頃で、ピークはだいたい6月頃です。
甘くておいしいですが、ハムスターは食べられるのでしょうか?
どうぞ最後までお付き合いください。
ハムスターに生のマンゴーを与えることは危険!
マンゴーは、生のままでは危険です!
ビタミンCやβカロチン、食物繊維などが豊富に含まれているマンゴー。
しかし、一方でマンゴーアレルギーをもっている方も少なくありません。
これは、ウルシオールという成分が原因なのです。
マンゴーはウルシ科の植物です。
人間の場合、食べたあとに顔や口の中にアレルギー症状が出ることがあります。
ハムスターもアレルギー症状がでることがあるので、生で与えるのはNGであると言えます。
では、マンゴーは与えてはいけないのでしょうか?
ハムスター用のおやつとしてドライマンゴーが市販されているので、それを与えると良いでしょう。
ハムスター用のマンゴーを紹介
では、ハムスター用のマンゴーを紹介していきます。
・三晃商会 サニーメイド 青マンゴー
青マンゴーは完熟前のマンゴーで、サラダなどで食べられるものです。
それをスライスしているものですね。
完熟前でもビタミン類や食物繊維がたっぷり入っています。
・黒瀬ペットフード 自然派宣言 ドライマンゴー30g
ビタミンA、ビタミンC、葉酸を多く含むマンゴーをカットし乾燥させています。
砂糖でコーティングされているので、与えすぎには注意が必要です。
リピーターが多い商品のようです。
・沖縄県石垣島産 完熟マンゴー 15g 小動物用のおやつ 国産
マンゴー収穫量No.1の沖縄産マンゴーをドライフルーツにしています。
少し大きいので、ハムスターには砕いてから与えてあげてくださいね!
・【マルカン】ML-141 果実って小枝 マンゴー 10本
マンゴーのかじり木もあります。
かじり木はかじることで、歯のケアもできます。
マンゴーの風味も感じられるので、好んでかじる子も多いですよ。
ドライマンゴーの与え方
では、ドライマンゴーの与え方をみていきます。
大きさは5mm~1cm角にします。
ゴールデンハムスターのように大きい場合は「1cm」ほど。
ジャンガリアンハムスターのように小さい場合は「5mm」ほどにして与えると良いでしょう。
週に1〜2回を与えるのがベストです。
やはりおやつ程度が良いですね。
ドライマンゴーを与えるときの注意点
ドライマンゴーは、砂糖でコーティングされていることもあるので、与えすぎには注意です。
糖尿病などになってしまったら、命の危険につながります。
糖尿病になってしまい、適切な処置を受けずにいると…。
腎不全を起こしたり、さらには白内障や失明を起こし最悪のケースでは死に至る事もあります。
その他「膀胱炎、脱水症状、多尿による膀胱への怪我」などが引き起こされることもあります。
くれぐれも与え過ぎは注意です。
まとめ
- 生のマンゴーはアレルギーが生じやすいため、あたえてはいけない
- ハムスター用のドライフルーツやかじり木などがある
- ドライマンゴーは5mm~1cm角で、週1〜2回与えるのがベスト
- ドライマンゴーを与えすぎると糖尿病になりやすくなるため注意が必要
ウルシ科マンゴー属の果樹であるマンゴー。
マンゴーの栽培は古く、紀元前のインドで始まったと言われています。
仏教では、聖なる樹とされ、ヒンドゥー教ではマンゴーは万物を支配する神「プラジャーパティ」の化身とされています。
そんなマンゴーですが、ビタミンCやカリウムを豊富に含んでいます。
熟したものはβカロテンが豊富です。
パパイヤと同じような、消化を助ける酵素も含まれていることが分かっています。
ビタミン豊富なフルーツなので、是非おいしくハムスターにも食べてもらいたいですよね。
そのためにも与え方を間違えないように注意して、与えすぎないこと!
そこに注意してハムスターに与えて下さい。