ベビーリーフといういと、ちょっとお洒落なカフェで食べるというイメージをお持ちの方もいるかもしれません。野菜の若葉の総称で、英語ではmesclun-greensと書きます。
ですが、実際は手軽にスーパーで手に入る野菜です。
そんなベビーリーフはハムスターに与えても良いのでしょうか?
どうぞ最後までお付き合いください。
ベビーリーフとは?
ベビーリーフとは、発芽後30日ほどで収穫した「野菜やハーブの若い葉っぱ」のことです。
つまり、野菜の種類の名前ではないわけですね。
生育に必要な栄養がたっぷり詰まっているので、栄養素を効率的にとることができます。
例えばサニーレタスに含まれるビタミンCの含有量は100g当たり17mgほどですが、ベビーリーフの場合は100g当たり36mgとサニーレタスの2倍のビタミンCが含まれているのです。
また、βカロテンはサニーレタス100g当たり2000μgに対し、ベビーリーフは1.5倍の3600μgも含まれています。
他にも、日常生活で不足しがちなカルシウム・葉酸・鉄分といった栄養もバランスよく含んでおり、生食60gで1日分の野菜摂取量とほぼ同じ栄養を摂取できる野菜です。
ベビーリーフは与えても良いの?
先ほども紹介しましたが、ベビーリーフは「野菜やハーブの若い葉っぱ」です。
ですので、与えて良いかは野菜の種類によります。
カット野菜コーナーなどにあるミックスタイプの物は、どのような野菜やハーブが入っているか書いていない場合もあるので、避けた方が良いでしょう。
しかし、豊富な栄養素が摂取できるので、与えて良い野菜は積極的に与えたいところです。
「水菜・ルッコラ・小松菜・ラディッシュ」などがハムスターに与えても良い野菜になります。
自家栽培で間引きした物を与えるのが理想的ですね。
与える量はどれくらい?
ハムスターの主食は基本的にペレットになりますので、食べるからといって与えすぎは禁物です!
例えば(ベビーリーフでない)小松菜だったら小さな葉を1枚程度与えれば十分です。
ベビーリーフだったら2~3枚程度にし、おやつ程度に与えるのが良いでしょう。
ベビーリーフを与えるときの注意点
ベビーリーフに限らず野菜全般に言えることですが、水分量が多いので与えすぎはNGです!
水分を摂り過ぎることで下痢の原因となります。
ハムスターの場合は下痢が悪化すると命を落とすこともある怖い症状です。
また、ベビーリーフを与えすぎることによって主食のペレットを食べる量が減ってしまい栄養のバランスが崩れることもあります。
与えすぎないよう注意してくださいね。
また、水分が多いので食べ残しは腐ってしまいますので、片付けましょう。
まとめ
- べビーリーフとは「野菜やハーブの若い葉っぱ」の総称である
- べビーリーフは栄養が豊富に含まれている
- ミックスタイプのベビーリーフは与えない
- ハムスターが食べて良い野菜のべビーリーフを与える
- 与えすぎには注意し、食べ残しは片付ける
今回はハムスターにベビーリーフを与えていいのか?ということを紹介しました。
ベビーリーフは、栄養が豊富でハムスターに与えることは問題ないですが、水分が多いので与えすぎには十分注意しましょう!
与えるときには、適量を与えるよう心掛けてくださいね!