ハムスターへのキャベツの正しい与え方や最適な量は?注意点も紹介!

ハムスターを飼っている方は、大事なハムスターの食事やおやつにも気を遣っているのではないでしょうか?

ペレットをハムスターの主食にしている方も多いと思いますが、気分転換も兼ねて野菜をハムスターに与えたいと考えている飼い主さんも多いと思います。

そこで今回はハムスターに与えたい野菜としてオススメのキャベツを上手に与える方法や量、与える時の注意点などをまとめてご紹介します。英語ではcabbageと書き、アブラナ科の植物で、西ヨーロッパが原産地です。

どうぞ最後までお付き合いください。

ハムスターへのキャベツの与え方

Cute little hamster in wicker box on green grass outdoors. 出典:123rf

食物繊維が豊富でお通じにも効果がある野菜として知られているキャベツは、ハムスターに与えても問題ありませんが、その時の与え方にポイントがあります。

ハムスターへキャベツを与える時には、ハムスターが食べやすい様に小さくちぎってあげる事がポイントです。

ハムスターは体が小さいので、食べる時に負担が掛からないように少しずつ与えてあげましょう。サイズとしては2~3cmが最適です。

また、最適な量は1回で食べきれる量に抑えてあげる事もポイントです。

まずはキャベツを2~3cmくらいにちぎって、ハムスター一匹につき4~5枚くらい与えてみましょう。たくさん与えても、体調を崩すということはないです。この時全部食べるようであれば、次回は量を少し増やしてみましょう。もし残すようであれば減らしてみましょう。ダイエット中であれば、餌を減らしてキャベツをたくさん入れてあげてもいいです。ハムスターの体のサイズに合わせて小さくちぎってから与える飼い主さんもいますが、そこまでする必要はないです。体の大きさに関係なく食べます。あまり小さくして与えてしまうと、中の水分が乾いてしまいます。日中留守にすることが多いのであれば。大きめにちぎっておいて上げると良いです。

引用:ハムスターが大好きなキャベツ。もちろん芯もモリモリ食べる!水分補給もできる

これはキャベツだけではなく他の野菜でも同様ですし、野菜には水分が含まれているので傷みやすくなります。

与えすぎて傷んで野菜を食べたハムスターが体調を崩す可能性もあります。

ちなみに、キャベツなど野菜は茹でる必要はなく、生で与えても問題ありません。

キャベツを与えるメリット

キャベツとその断面

ハムスターにキャベツを与えるには様々なメリットがあります。

最初にご紹介するのは、ペレットには含まれていない栄養素がキャベツには含まれている事です。

食物繊維を始めAやBなどのビタミン類、亜鉛やカルシウム、カリウムやリンなど様々な栄養素が摂取できます。

豊富な栄養素が採れる以外にも、ハムスターにとって気分転換にもなります。

いつもはペレットしか食べていないハムスターも、たまのキャベツはとても喜びます。

さらには、キャベツを食べるハムスターの姿は可愛らしいので、いつもは見られないハムスターの姿が見られるかもしれません。

キャベツを与えるときの注意点

cabbage in the summer in the garden. 出典:123rf

ここまではハムスターにキャベツを与える時の量やメリットなどをご紹介しましたが、ハムスターにキャベツを与える時には注意点もあります。

キャベツの外側には農薬が付いている場合もあるので、与える前には念のためキャベツを水洗いしておきましょう。

加えてキャベツの硬い部分はハムスターによっては食べにくいこともあります。

人間が普段食べている柔らかい部分を与える方が安心ですが、キャベツの芯も与えて問題ありません。

それ以外の注意点としては、野菜には水分が含まれているので春と夏の気温が高くなる時期には、毎日朝と晩の2回取り替えましょう。

古いままのキャベツでは菌が発生してしまって、古いキャベツを食べて体調不良を起こす可能性もあります。

まとめ
Djungarian hamster in the grass. 出典:123rf
  • ハムスターが食べきれる量を与える
  • 食物繊維やビタミンなどの栄養補給になり、気分転換にもなる
  • 与える前には水洗いし、気温が上がる時期には1日2回取り替える

今回はハムスターにキャベツを与える時のポイントや注意点をまとめてご紹介しました。

様々な栄養素を採れる事で知られているキャベツは、人間だけではなくハムスターにもオススメの野菜です。

ペレットだけではない餌を与えようと考えている飼い主さんは参考にしてみてください。