ハムスターを飼っている方の中には、ペレット以外の食べ物を与えて良いの?と考えている方もいるかもしれません。
その中でもキャベツなどの野菜だけではなく、リンゴなどの果物を与えてみたいと思った事はないでしょうか?
今回は、果物の中でも果汁とビタミンが豊富なみかんとハムスターの関係についてご紹介します。国内で一般的に食べられているものはウンシュウミカンで、英語ではcitrus-unsihuあるいはmandarin-orangeと書きます。ミカン科の植物です。
どうぞ最後までお付き合いください。
ハムスターへのみかんの与え方
最初にハムスターへみかんの与え方についてご紹介します。
ハムスターはみかんを食べるの?
結論からいうとハムスターにみかんを与えても問題ありません。
ハムスターを飼っている方のブログや口コミを見ると、
「飼っているハムスターはみかんが大好きで、沢山食べる姿が可愛らしい」
「毎日与えている訳ではないけど、たまに与えるとハムスターが嬉しがる」
など、ハムスターにみかんを与えている飼い主さんも多くいます。
ただ、ご存知の様にみかんには水分が豊富に含まれているので、みかんを食べ過ぎてハムスターが水分過多になって下痢をする可能性があります。
詳しい注意点は後程ご紹介しますが、何事も与え過ぎはハムスターの健康を崩すので注意しましょう。
皮はあげても良い?
ビタミン豊富なみかんですが皮を与えてもいいか気になる所ですが、みかんの皮は絶対ハムスターに与えてはいけません。
みかんの皮にはリモネンと呼ばれる成分が含まれていますが、ハムスターにリモネンを与えてしまうと刺激によってパニック状態になります。
大切に飼っているハムスターがパニック状態になった姿はとても可哀想なので、みかんは身のみ与えてあげましょう。
みかんを与えるときの注意点
ここではハムスターにみかんを与える時の注意点についてご紹介します。
まずは、みかんを与え過ぎない事です。
先程も少し触れましたが、みかんには水分が豊富に含まれているので与え過ぎるとハムスターが下痢をしてしまいます。
その結果脱水症状になり最悪の場合、命を落としてしまう事もあります。
そのため、みかんは一欠けら程度で十分です。
その他には、みかんを与える時には皮をむいて与えましょう。
みかんの皮には農薬が付いている場合がありますので、しっかり水洗いしましょう。
皮に付いている農薬をハムスターが摂取してしまうと、腸を刺激して下痢を引き起こす可能性もあります。
また、みかんを与えすぎたと感じた時には与えるのを中止しましょう。
みかんには水分だけではなく糖分も含まれているので、食べ過ぎてしまうと水分過多以外にも糖尿病になる可能性があります。
放置は禁物
水分が多いみかんは生ものなので放置は禁物です。
傷んだみかんをハムスターが誤って食べてしまうと、健康を崩してしまう可能性もあります。
また、水分が多くて傷みやすいみかんは、放置してしまうとカビが発生してしまう可能性もあります。
カビは人間にもハムスターにも有害なので、カビが生えていないかどうか確認しておく事もポイントです。
また、みかんの水分がハムスターの体について放置しておくと皮膚が赤くなる事もあるので、みかんの水分にも注意しておきましょう。
まとめ
- みかんを与えてもいいが皮は絶対あげない
- みかんの皮を剝いて一欠けら程度を与える
- 放置すると傷むので与えるみかんの品質管理にも気を付ける
今回はハムスターへのみかんの与え方や注意点をまとめてご紹介しました。
ビタミンも含まれていて水分も豊富なみかんも、与え過ぎに注意すれば与えてもいい果物です。
今回の記事を参考にしてハムスターにみかんを与えてみてはいかがでしょうか?