南国のフルーツの1つパパイヤ。アブラナ目の果樹で、英語ではPapayaと綴ります。原産地はメキシコや西インド諸島です。
青パパイヤは、サラダなんかでも食べられていますね。
そんなパパイヤ、ハムスターには与えて良いのでしょうか?
どうぞ最後までお付き合いください。
ハムスターにパパイヤを与えても良いの?
ハムスターは雑食性です。
ご存じの方も多いと思います。
ですので、食べることはできますが、積極的に与える必要はありません。
甘いので好む個体も多いですが、与えすぎには注意してくださいね。
注意点は後ほど詳しく紹介しますが、必ず完熟したパパイヤを与えてください。
個体の大きさにもよりますが、5mm〜1cm角ほどの量を1週間に1度与えるほどで十分です。
また、パパイヤには「パパイン」という消化を助ける酵素が含まれています。
長毛種は、何らかのキッカケで毛玉が消化器内にたまることがあります。
ハムスターは、猫のように吐くことができません。
パパインがお腹にたまった毛玉を溶かし、毛玉の蓄積を防ぐ効果があるので、長毛種にはメリットがあります。
茎はかじり木にも!
ハムスター用のパパイヤの茎も売っています。
パパイヤの茎は、かじり木の代わりとしても良く、歯の伸びすぎを防いでくれます。
・うさぎ 小動物用のかじり木 国産 パパイヤの葉の茎 10本入 ドライベジ&フルーツ パパイア
こちらは、国産のパパイヤの葉の茎を使い、自家乾燥させたものです。
パパイヤの香りが良いのか、好んでかじる子も多いですよ!
パパイヤを与えるときの注意点
それでは、パパイヤを与えるときの注意点を紹介します。
未完熟、種や皮は与えてはダメ
未完熟のパパイヤや、種や皮には「タンニン」という成分が含まれています。
タンニンはブドウの皮や種にも含まれていますが、ハムスターにとっては有害な成分です。
ハムスターはタンニンを分解できないので、肝臓や腎臓に影響を及ぼす可能性があります。
完熟したパパイヤでも種や皮にはタンニンが含まれているので、与えるのは果肉の部分だけにしましょう。
与えすぎない
パパイヤはカロテンやビタミンC、カリウムなどの栄養が豊富ですが、糖分も多く含まれています。
とても甘いですよね。
ですので、与えすぎると肥満の原因となってしまいます。
これはパパイヤに限ったことではないですよね。
好んで食べるからといって、与えすぎにはくれぐれも注意です。
また、食べ残しは腐ってしまうので、きちんと片付けましょう。
ハムスター用パパイヤ
ハムスター用のパパイヤがありますので、紹介します。
・パパイヤ<角切り>/うさぎおやつ ご褒美 乾燥パパイヤ ドライ ウサギ ハムスター リス モモンガ
角切りになっているので、少量ずつあげられます。
・ピッコリーノ フルーツ王国 パパイア
こちらはタイ産のパパイヤを使っています。
「さようなら毛玉」とパパインの効果も表記されてますね。
・ミニアニマン 小動物の南国フルーツパパイヤ100g(50g×2袋)
長持ちする分包タイプになっているので便利ですね。
まとめ
- ハムスターにパパイヤを与えても良いが、与えすぎに注意する
- パパイヤの茎はかじり木の代わりとしても良い
- 完熟したパパイヤを与える
- 未完熟、種や皮は与えてはいけない
- ハムスター用のパパイヤもオススメ
パパイヤには消化を助ける酵素も含まれていますので、ハムスターにも美味しく食べてもらいたいですよね。
注意点を守って、健康を害することのないようにしてくださいね。