つぶらな瞳や小さな口が特徴な室内ペットのハムスター。
ペットショップでも定番のペットとして人気があるハムスターは、主食のペレット以外にも食べられる物があります。
その中で緑黄色野菜のブロッコリースプラウトも、ハムスターに与えてみたい野菜でもあります。
ブロッコリースプラウトの栄養素や食べさせ方も併せてご紹介します。
どうぞ最後までお付き合いください。
ブロッコリースプラウトの栄養素
最初にブロッコリースプラウトの栄養素についてご紹介します。
ブロッコリースプラウトはブロッコリーの新芽で、最近スーパーの野菜コーナーでも見かける事が増えてきました。
新芽なので大きさもコンパクトで可愛らしい野菜として、店頭に並んでいたら購入したくなる野菜ですが、ブロッコリースプラウトにも豊富な栄養素が含まれています。
以下にまとめてみました。
- βカロテン
- ビタミンB1・B2・C・E
- カルシウム
- カリウム
- スルフォラファン
その中でも代表的な栄養素はβカロチンですが、最近ではスルフォラファンも注目されています。
詳しくは後程ご紹介しますが、抗がんや除菌など様々な作用が含まれています。
がん予防の効果
続いてはブロッコリースプラウトが持つ、がん予防の効果についてご紹介します。
ブロッコリースプラウトの中でがん予防に効果が期待できる栄養素は、スルフォラファンです。
スルフォラファンとは活性酸素を退治するだけではなく、がんの原因となる物質から毒を抜いてくれる効果が確認されている成分です。
最近ではスーパーフードとしても注目されています。
人間にも素晴らしい効果が期待できるので、ハムスターにも定期的に与えたい成分の一つです。
ちなみに、発がん抑制効果は成熟したブロッコリーと比べて約10倍なので、ハムスターの健康管理を支える食事にも加えてみるのもオススメです。
毎日食べさせても大丈夫?
最後にブロッコリースプラウトを毎日食べさせてもいいかご紹介します。
素麺のようにブロッコリースプラウトを食べるしめじ🥦🐹#ハムスター #しめじ #ハムスターのいる生活 #ハムスター好きと繋がりたい #ブロッコリースプラウト pic.twitter.com/nsFsUU0RCI
— ハムハムハムスター公式アカウント (@humhummuhmuh) October 25, 2019
発がん抑制効果もあるブロッコリースプラウトですが、ブロッコリースプラウトだけ与えるのは考えものです。
ブロッコリースプラウトだけではなく、ハムスターに与えたい野菜は多くあります。
そのため、キャベツなどの他の野菜と組み合わせて与えるのが良いでしょう。
また、与えすぎにも注意が必要なので、1週間に数回といった様にある程度決まった間隔で与えてみましょう。
ちなみに、ペーパータオルなどで水分をしっかり拭き取って与える事が大切です。
水分が残っているとハムスターが下痢をする可能性がありますし、野菜の表面に農薬が付いている場合もあります。
まとめ
- βカロチンなど豊富な栄養素が含まれているが、スルフォラファンがポイント
- スルフォラファンには発がん物を無毒にする成分も含まれている
- ブロッコリースプラウトは与えすぎ・水分をしっかり拭き取って与える
今回は「ハムスターにブロッコリースプラウトを与えるとがん予防に!毎日食べさせても大丈夫?」と題して、ハムスターとブロッコリースプラウトの関係をまとめてご紹介しました。
βカロチンだけではなく、優れた栄養素が含まれているブロッコリースプラウトは、ハムスターの健康維持にも欠かせない野菜の一つです。
うまく取り入れてみてください。