雑食動物のハムスターは、主食のペレットだけではなく様々な食べ物も口にします。
ブロッコリーやかぼちゃなどの緑黄色野菜の中でも、にんじんもハムスターに与えたい野菜として人気があります。英語ではcarrotと書き、セリ科の植物で、原産地は中央アジアです。
そこで今回は、にんじんを与える時の注意点などをご紹介します。
どうぞ最後までお付き合いください。
にんじんの与え方は?茹でて加熱したほうが良い?
最初ににんじんの与え方についてご紹介します。
ハムスターも人間と同じ様に年を取ると歯が悪くなり、固いものを食べられなくなります。
老化が原因で固い食べ物が食べづらくなるだけではなく、ハムスターフードなどの固いエサは残してしまいます。
さらには、生まれて日が浅い赤ちゃんハムスターも、固いエサを食べるには時間が掛かります。
このようなハムスターには、にんじんを茹でたり蒸したり手を加え、しっかりと柔らかくしてから与えましょう。
にんじんは加熱すると柔らかくなるだけではなく甘味が増すので、甘味を好むハムスターにとっては加熱するにんじんは好物になります。
今日のうまうまはニンジンでしゅ🥕🐹♪#ハムスター #そばゆ #ハムスターのいる生活 #ハムスター好きと繋がりたい pic.twitter.com/fodiomcKhk
— ハムハムハムスター公式アカウント (@humhummuhmuh) February 13, 2021
美味しそうに食べていますね。
ちなみに、成長したハムスターには生のにんじんが良いとされています。
与える適量や注意点は?
続いて与える適量や注意点についてご紹介します。
栄養価の高いにんじんですが、ハムスターに与える時には注意が必要です。
最初の注意点は水気を取ってから与える事です。
ハムスターは野菜や果物から水分を摂取する習慣があります。
そして、ハムスターによっては給水器やお皿などから水を飲めないことがあります。
給水器やお皿などから自分で水分補給が出来るハムスターの場合は、にんじんなどの野菜を大量に食べてしまうのは逆効果になります。
また、与える時は洗った後はペーパータオルなどで水気を取ってから与えましょう。
それ以外では、にんじんなどの野菜を主食にするのでなく、ペレットなどの主食に加えるオカズとして与えましょう。
葉っぱはあげても良いの?
最後に葉っぱについてご紹介します。
にんじんの葉っぱもハムスターに与えても問題ありません。
ただ、にんじんの葉っぱに泥や僅かに農薬が残っていたら、ハムスターにとっては良くない場合があるので、与える場合はしっかり洗いましょう。
ちなみに、にんじんの葉は栄養価が高く、にんじん本体に比べるとビタミンCはなんと約10倍、カルシウムは約3倍も含まれています。
カルシウムは健康な骨を維持するのに欠かせないですが、取りすぎは結石の原因にもなるので、上手に利用しましょう。
まとめ
- 赤ちゃんには加熱してから与える
- 主食ではなくオカズとして与える
- 葉っぱも与えても問題ない
今回は、ハムスターとにんじんの関係についてご紹介しました。
栄養価の高いにんじんも、上手に与えるとハムスターの健康維持に役立ちます。