人間はささみ(英語ではchicken-tender)を食べてダイエット!なんてことをしますよね。脂身が少なくて、食感が柔らかい部位です。
ハムスターはどうなのでしょうか?
ペットとして飼う場合に、ダイエットさせた方がよい個体にはささみを餌として与えることは有効なのでしょうか?
どうぞ最後までお付き合いください。
ハムスターへのささみの正しい与え方は?
ささみは動物性タンパク質を含んでいますが、しっかり栄養のとれるペレットタイプの餌をあげていれば、絶対に必要という訳ではありません。
ササミに夢中🐹
— ハムハムハムスター公式アカウント (@humhummuhmuh) April 13, 2019
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逆を言えば、与えてもOKな食べ物でもあります。
わかりやすく言えば、必須ではないということですね。
ペレットが十分栄養素を含んでいるので、与える目的としては「おやつとして」というのが妥当でしょう。
さて与える回数ですが、1週間に1~2回程度が好ましいでしょう。
量としては人間の小指程度の大きさがベストです。
筋をとってあげるとハムスターに優しいですよね。
ささみを与えるときの注意点
ハムスターは寿命が2~3年と言われています。
短い寿命の中で、おやつとしておいしくて栄養のあるものを食べさせてあげたいですよね。
ささみを与える時の注意点ですが、生のものはNGです。
下処理としては、筋や脂身をとってあげる必要があります。
茹でたりレンジで加熱して与えますが、塩ゆではNGです。
塩分を多く摂りすぎるのは良くありませんね。
ささみの栄養素
ささみを代表する栄養素といえば、三大栄養素のひとつであるタンパク質です。
たんぱく質は十分に含まれているので、人間のダイエットにもささみを召し上がる方も多いですよね。
次に抗酸化作用のあるミネラル「セレン」や、代謝に必要な「ナイアシン」「ビタミンB6」「パントテン酸」などのビタミンB群も多く含まれています。
ささみには糖質がほぼ含まれていません。
タンパク質は鶏肉のどの部位よりも多く含まれています。
「低カロリー・低糖質・高タンパク」という体によい食材の1つです。
妊娠期のハムスターにはささみを与えるのは有効とされています。妊娠期は高たんぱくの餌が必要となります。
母親は妊娠や授乳中はいつもより敏感で、餌の量や栄養バランスの乱れでストレスを感じたり、その他、物音がうるさかったり温度環境が整っていないなどでもストレスを感じます。
それに対して、動物性のタンパク質を与えるのは良いこととされています。
ハムスター用のささみ
では、ハムスター用のささみを紹介します。
・国産 手にもって食べられる鶏ささみのジャーキー 30g タンパク質が必要な小動物用
こちらの商品は、国産の鶏を使用した手にもって食べられるサイズのジャーキーです。
ハムスターが手に持つとカワイイですよね。
無添加・無着色・保存料不使用、無塩なのも安心ですね。
お湯に浸すと柔らかくなるため、高齢のハムスターなどには与えやすいかもしれません。
・黒瀬ペットフード 自然派宣言 国産乾燥ささみ 20g
こちらも国産の鳥ささみです。
保存料、着色料、香料を使用していないので、安心な商品の1つですね。
・マルカンはむはむぴゅーれ!4種類アソートセット
こちらはイチゴ風味のほかにチーズ風味、ヨーグルト風味、ピーナッツ風味などがあります。
国産ではありませんが、ピューレタイプのおやつで、動物性タンパク質をしっかり補給できる商品の1つです。
まとめ
- ささみは動物性タンパク質の補給源として与えることができる
- ささみを与えるときは、筋や脂身を取り除き熱を加えて与える(塩茹でNG)
- ささみは1回に与える量は小指分くらいのサイズのものを2~3回/週を目安に与える
- ささみは、タンパク質・ビタミンB群が豊富に含まれている
- 子食いするときはストレスや食生活の乱れの場合があるため、環境調整・食事管理を徹底する
- ハムスター用のささみも売っているのでおやつに与えると良い
ささみと言えば、バキバキに鍛えた人が食べている印象がありますが、タンパク質・ビタミンB群が豊富に含まれていて糖質カットされている食べ物ですよね。
ハムスターは元々野生では動物性タンパク質として虫を食べたりします。
ですので、ささみを食べることはタンパク質を摂る意味では良いことです。
しかしペレットでも十分に栄養は摂れるので、そこからより多くのタンパク質を摂るためにおやつとして与えることは良いことかもしれませんね。