ハムスターをお迎えしたら、手乗りさせたいと思っている方が多いのではないでしょうか?
手のひらでチョコンと座ってくれる姿を見れたら、メロメロになってしまいますよね!
しかし、ハムスターが手から逃げてしまう・・・。
どうぞ最後までお付き合いください。
ハムスターが手から逃げるのはなぜ?
ハムスターを家に迎え入れたら「手乗りさせたい!」と思っている方が多いでしょう。
しかし、飼い始めてすぐに手に乗ってくれるかと言ったらそうではありません。
まず、ハムスターの性格を理解してもらいたいのですが、ハムスターは基本的に臆病で警戒心が強い生き物です。
そんなハムスターが新しい家に移れば、警戒心MAXで飼い主を見ているでしょう。
結論、手から逃げる一番の理由は慣れていなくて怖いということ。
ですので、飼ってすぐに手に乗せることは不可能と言えますね・・・。
手乗りさせる方法
ここでは、手乗りさせる方法について、ステップを踏んで紹介していきましょう!
ステップ1:ハムスターから見える位置にオヤツを差し出す
まずは、ハムスターから見える位置につまんだオヤツを差し出します。
このとき、ハムスターの前にゆっくり差し出すのがポイントです!
ハムスターが近づいて受け取るのを気長に待ちましょう。
ハムスターは視力が弱いので、背後や横から大きな手が現れるとビックリしてしまいますので注意してくださいね!
ステップ2:オヤツを手に乗せて差し出す
ステップ1がクリアできたら、オヤツを手に乗せて差し出してみましょう。
指を揃えた状態で第一関節あたりにオヤツを乗せ、ハムスターの前に出します。
手を近づけるのではなく、根気強くハムスターから近づいてくるのを待ってください。
ステップ3:手のひらの真ん中辺りにオヤツを乗せる
最後は手のひらの真ん中辺りにオヤツを乗せ、ハムスターの前に差し出しましょう。
このときも、とにかく根気強く待ってくださいね。
ステップ1、ステップ2と成功し、ステップ3で失敗したら再度ステップ2からやりなおしてください。
無理強いはダメ!時間をかけよう!
ハムスターは警戒心が非常に強い生き物で、正直手乗りには向いていないです・・・。
しかし、お迎えした以上は手乗りさせたいと思っている方が多いかと思いますので、今回手乗りにさせる方法を紹介しています。
ですが、その際に絶対にしてはいけないのが「無理強いをしない!」ということ。
手乗りにさせるトレーニングをさせる際は、とにかくハムスターのペースで行ってください。
個体差もありますが、1日~数日で手乗りになる訳ではなく、かなりの忍耐が伴います。
そのことを理解し、ゆっくり時間をかけましょう!
そうすると、ハムスターも慣れて安心して手に乗ってくれるようになりますよ!
飼い主なら誰でも「ハリネズミと仲良くなりたい」と思いますよね。仲間と暮らす習性がないため、犬のように一緒に遊ぶことは難しいでしょう。しかし、ハリネズミも愛情を持って根気よく接することで、たくさんスキンシップをとれて、なつくようになります。仲良くなったり、なつく秘訣は、ハリネズミが飼い主に「慣れる」ことです。飼い主のことを危険ではないと思うことが、仲良くなる近道となります。
引用:ハリネズミは、なつく?仲良くなるスキンシップ法を大公開!
同じように、ハリネズミも慣れて懐きます。
ストレスを与えないようにしよう!
ハムスターが1歳未満で亡くなってしまう原因として一番多いのが「構いすぎ」。
ただでさえ、臆病で警戒心が強い生き物なのに、無理やり構おうとすると過度なストレスがかかってしまい、亡くなってしまうという悲しいことが起こってしまいます。
ハムスターが手乗りになったとしても、長時間触るのはNG!
出来れば30分以内でケージに戻してあげるようにしてあげてください。
ハムスターの種類や個体の性格によっては、時間をかけても手乗りにならない子もいます。
とにかく、気長にゆっくりストレスを与えないようにしてあげてくださいね!
まとめ
- 手から逃げるのは慣れていなくて怖いという感情から
- 手乗りはステップを踏み、根気強くゆっくりと
- 手乗りになってくれないからと無理強いは絶対にダメ!
- ハムスターが早死にしてしまう原因の一番は「構いすぎ」
- 手乗りになったとしても触れ合うのは30分以内にする
今回は、ハムスターが手から逃げる原因や手乗りにさせる方法を紹介しました。
まずハムスターを飼う前に、ハムスターの性格を知っておくことが重要になります。
ハムスターは臆病で警戒心が非常に高く、基本的には手乗りには向かない生き物です。
しかし、無理強いせず、根気強く、打ち解けるようになったら手乗りになってくれる可能性はゼロではありません。
時間はかかりますが、ゆっくり気長に、ハムスターのペースでトレーニングを行うようにしてください。
構いすぎのストレスで早死にしてしまいますので、くれぐれもふれあう時間は厳守してくださいね!