イタリアン料理などによく出てくるズッキーニ。
トマトとの相性もよく、人間もよく食べる野菜の1つですよね。
形はきゅうりにもどことなく似ていますが、ペットのハムスターはそれを餌として食べられるのでしょうか?
ウリ科カボチャ属です。ズッキーニは英語ではzucchiniと書きます。メキシコ原産でイタリアで改良されて現在の形となったので、このような名前になっています。
どうぞ最後までお付き合いください。
ハムスターはズッキーニを食べれるの?
ズッキーニはハムスターに与えて良い野菜です。
国内では80年代から栽培され始めたと言われ、最近では定番夏野菜の1つに入って来るようになってきました。
世代によっては“ここ数年で出回り始めた野菜”というイメージが強いのではないでしょうか。
微量にククルビタシンという弱毒物質が含まれ、苦みを強く感じる個体は食中毒の恐れもあるようです。
ですので、生より茹でたり薄切りにして乾燥させるのがベストですね。
与える量としては、5mm~1cm角、または2mm程度の輪切りの薄切りにして1角・1枚を週に3~4日程度の間隔をあけて与えるのが良いかもしれません。
そして今では、ズッキーニの乾燥おやつも出ていますので、そちらを与えるのが安心かもしれません。
ハムスター用ズッキーニ
こんなハムスター専用のズッキーニもあります。
・国産 緑のズッキーニ 皮あり 細切り 20g ハムスター 無添加 無着色
これなら安心ですよね。
皮が剥かれた細切りになっているズッキーニです。
無添加・無着色なのも安心ですよね。
1度に大量にあげず、1回に2~3本/週2~3日として与えるようにしましょう。
ズッキーニはカボチャの仲間
ズッキーニは「ウリ科カボチャ属」で、キュウリに似ていますがカボチャの仲間です。
そして、ペポカボチャという小型カボチャの一種なんです。
ペポカボチャにはズッキーニ以外にも、金糸瓜(別名:そうめんカボチャ)や、大きなピーマンのような形をしたどんぐりカボチャが含まれます。
栄養素ですが、カボチャ属のなかでは糖質やデンプンが少なく、カロリーも低いのが特長です。
ズッキーニは油との相性がよく、特にオリーブオイルで炒めるとβ-カロテンの吸収率がアップすると言われています。
しかし、ハムスターには油は避けたいところなので、これは人間の場合と考えて下さいね。
その他、カリウムを多く含んでいます。
ハムスターが食べすぎると尿路感染などになりやすいので避けたいところですね。
さらにビタミンCが豊富なので、疲労回復にはもってこいの食べ物です。
カボチャの方がオススメ
ズッキーニより、カボチャのほうが栄養価は高いです。
当ブログの「ハムスターにおすすめの野菜ベスト5!適量や与え方・注意点も紹介!」では、第3位にカボチャを紹介しています。
栄養価としてβ―カロテン(ビタミンA)、各種ビタミン(特にビタミンB)、カリウム(疲労回復)、食物繊維(便通促進)が含まれています。
与え方としては生で与えても問題なく、茹でたり蒸したりすると甘味が増すのでその与え方でもOKです。
与える量は、5mm~1cm角/週1~2回程度がベストです。
ただし、種をそのまま与えるのはNGなので注意してくださいね。
3~5日程度乾燥させるか、販売されているものを与えましょう。
まとめ
- ハムスターはズッキーニが食べれる
- ズッキーニはカボチャの仲間
- 栄養価から見るとズッキーニよりカボチャ
- ズッキーニを与えるときには、専用のおやつを与えるのが良い
ズッキーニは「最近出てきたお野菜の1つ」の印象が強いですよね。
見た目に反し、カボチャの仲間であるとは驚きでした。
カボチャの仲間なので栄養価が高いのかと思いましたが、やはりカボチャには負けるようですね。